2024 年度日本障害者ゴルフ協会主催競技 プレーのペースの方針
I.日本障害者オープンゴルフ選手権、日本片マヒ障害オープンゴルフ選手権、地方障害者振興大会、グリコパラゴルフ選手権、 Japan Grand Prix Open Golf Championship for people with disabilities 、SEIJO SATO MEMORIAL 日本障害者マッチプレー選手権においては、以下のプレーのペースの方針を設定する。
- 許される時間
各ホールにはそのホールの距離や難易度に基づいてそのホールを終了するための最大時間がに配布される。
- アウトオブポジションの定義
最初の組と、スターターズギャップの後の組は、ラウンド中のどの時点においても、その組の積算時間がそこまでのホールを終了するために許される時間を
超えた場合、アウトオブポジションとなったものとみなされる。 その他のすべての組は、そこまでのホールを終了するために許される時間を超えて、
かつ次に該当した場合、アウトオブポジションとなったものとみなされる。
・パー3 のホールに到着したとき、前の組がそのホールのプレーをすべて終了 していて、すべてのプレーヤーが次のホールのティーイングエリアから
ストロークをしていた。
・パー4、またはパー5 のホールに到着したとき、前の組がそのホールのプレーをすべて終了していた。
3. 組がアウトオブポジションとなった場合の措置
(1) レフェリーがプレーのペースを観察し、アウトオブポジションとなっている組を計測するかどうかを決定する。直前に考慮すべき状況(例えば、
長いルーリング、紛失球、アンプレヤブルなど)があったがとうかも評価される。
(2) 組を計測することが決定された場合、 アウトオブポジションとなったこと、そして計測することがレフェリーから知らされ、計測される。
(3) 1 ショットに許される最大時間は 40 秒である。ただし、次のプレーヤーにはさらに 10 秒間が追加される。
・パー3 のホールで最初にプレーするプレーヤー。
・アプローチショットを最初にプレーするプレーヤー。
・チップショット、またはパッティングを最初にプレーするプレーヤー。
この最大時間を超えた場合、プレーヤーはバッドタイムとみなされる。
計測はプレーヤーが自分の球に到着するのに十分な時間とそのプレーヤーの順番がきて、障害や妨げとなるものがなくなってプレーできるときから
開始する。パッティンググリーンでの計測は、プレーヤーが球を拾い上げて、ふき、リプレースする、そのプレーヤーのプレーの線上の損傷を修理する、
ルースインペディメントを取り除くための合理的な時間が経過したときに開始する。ホールを越えた場所から、あるいは球の後ろからラインを読んだ
り、球をラインに合わせたりするために費やされる時間は次のストロークの
ための時間の一部としてカウントされる。
(4) 組のアウトオブポジションが解消されたら計測を止め、そのことがプレーヤーに知らされる。
注:場合によっては、その組の全プレーヤーを計測する代わりに 1 人、
または 2 人のプレーヤーを計測することがある。
この方針の違反の罰:
1 回目のバッドタイム レフェリーによって警告され、次のバッドタイムには罰が課せられることが告げられる。
2 回目のバッドタイム 1 罰打
3 回目のバッドタイム 更に2 罰打
4 回目のバッドタイム 失格
4. 同じラウンド中に再度アウトオブポジションとなった場合の措置ある組が同じラウンドで複数回アウトオブポジションとなった場合、上記の措置
をその都度適用する。同じラウンドでのバッドタイムと罰の適用はそのラウンドが終了するまで持ち越される。最初のバッドタイムがプレーヤーに知らされずに
2 回目のバッドタイムとなった場合、そのプレーヤーに罰はない。
5. スロープレーヤーへの対処(ランダム計測)
場合によっては、組がアウトオブポジションとなっていない場合も含め、警告なしに組やプレーヤー個人を計測する場合がある。この「ランダム計測」
をする場合、3 項の規定と罰則を適用するが、プレーヤーが60 秒(「最初にプレーするプレーヤー」は追加の10 秒で合計70 秒)を超えた場合、バッドタイムと
なる。
以上